最近、定期テスト高得点のポイントは学校のワークにあるように感じる。
うちの塾の子どもたちのようにワークにキッチリ取り組める生徒は、今では少数派なのかもしれない。
入塾後、初めての「定期テスト前学習道場」を通してワークを丁寧に仕上げられるようになると、学校の先生からの評価が上がり、学校の三者面談でも褒められるようになる。
そうすると、自然とテストの得点もアップする。
ただし、ワークの「解答解説」は子どもたちが持っているということに注意しなければならない。
学校のワークは「解いて、丸付けをして提出」が一般的だからだ。
だから、答えをそのまま写して、丸付けをするような子もいるだろう。
その場合、ワークの評価は高いが、テストの得点は伸びない。
もし、お子さんがその状態なら一度チェックが必要だ。
以前塾に入会相談にいらしたお母さまで、子どもの代わりにワークに答えを写し、丸をつけている方がいらっしゃった。
ワークを拝見して、字で分かった。
「提出に間に合いそうもないので、私が書いた」とおっしゃっていた。
当然そのワークの評価は低く、テストの得点も低かった。
うわさに聞いたことはあったが、実際にそうなさる方を見たのは、驚きでしかなかった。
当たり前だが、生徒自身がふだんからワークに能動的に取り組むことが大切だ。
三沢中の学年末テストまであと14日。
テストの得点を上げたいのであれば、まずはワークを自分で解いて、仕上げるところから始めてほしい。
わからない問題は、必ず生徒自身が教科書や学校のノートやプリントを調べて解くこと。
そうすれば各教科とも知識が定着するのを実感できるだろう。