昨日は新中3生に「学習のしかた」学ぶ会を行った。
・学校や塾の授業の受け方
・家庭学習のしかた
・暗記方法
本当は自分で工夫して学習のしかたを身につけるのが理想だが、今まで学習をしてきていない、あるいはしていたけれど学力やテストの得点が伸びない状態の場合は、早めに適切な学習のしかたを伝える。
自分で学習はしているけれど、テストの得点や成績が伸びないという生徒の学習方法は
・ワークや問題集を解き、まちがえたら赤ペンで答えを書く
・学校のノートをもう1度ノートにまとめ直す
ということが多い。
これらの学習法は、時間は過ぎていくので、本人は「学習している」という気持ちになるが、時間がかかるわりに成績は良くならない。
「学習しているのにどうして良くならないのか」と思い、だんだんと学習が楽しくなくなり、イヤになっていくのだ。
だからうちの塾では「適切な学習方法」を伝え、それに沿って学習することから始める。
型にはめた学習ができる頃には生徒一人ひとりが「自分の特徴」に気づくので、だんだんとオリジナル学習法を身につけていく。
料理と同じように考えるといい。
最初はレシピ通りに作るが、手順に慣れてきたら、アレンジが利くようになる。
昨日はその「レシピ」を伝える日。
うちの塾に長く通う生徒はこの「学習のしかた」を何度も聞くことになる。
基礎に戻るということと、自分流にアレンジして、するべきことに抜け落ちがないかを確認するために。
高校生になった時に自分で学習できるようになることが目標だ。