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”ふつうの子”の内申と実力を上げるためのあれこれ

ボリュームゾーンの中学入試 母の愚痴 その3

Twitterのべろなさんのお子さんは偏差値50。

 

学校レベルはキチンと出来ているだろうと分かる。

 

なぜなら、「中受で偏差値50」は高校入試では+10から15で偏差値60超レベルと言っていいから。

 

例えば明大明治。高校入試では偏差値72だが、中受では60(四谷大塚偏差値)。これだけ差がある。

 

もちろん、上を目指しているのだろうから、偏差値50は不安なのかも知れない。

 

でも、偏差値50は中受では立派な数字なのだ。

 

べろなさんのお嬢さんはべろなさんが思うよりは学習をしている(させている)。

 

娘さんのいい所をわかっているように書いているが、一番わかってあげてほしいところが見えなくなってしまっている。

 

偏差値50をキープできる力を持っているということを。

 

そこの見方が変われば、愚痴も少なくなるかもしれない。

 

「できないこと」が目立ってしまい、「できる」ことが見えづらくなっている。

 

「できる」ことを認め、「できることを増やそう」という姿勢で学習できるといい。

 

1つでも「解ける」問題が増えたら、一緒に喜べばいい。理想と言われればそれまでだが…。

 

せっかく「通わせてもいい」と思う学校と出会っているのに、できないことばかりに目を向けていたら「伸ばせる」ことも伸ばせないままになるかもしれない。

 

だから「もったいない」と思ってしまう。

 

中学入試が全落ちになってしまう恐怖はあると思う。全戦全敗もあり得るのが中受だ。

 

それに備えて、確実に合格できる(入学はしない)学校を1校準備しておくことと、(入学する予定の)公立中学校では「勉強のしかた」を知っているうちの子は最強と考えることが必要だ。

 

リベンジのチャンスはたくさんある。

 

ここですべてが決まってしまうわけではないということは分かっているはずだ。

 

ただ、親子2人3脚で受験を乗り越えてしまうと、中学入学以降が心配ではある。

 

中学入学後にもこのように下支えをするのなら、それこそ、一生その子の下支えをする覚悟をしなければならない。

 

中学入試のいいところは、小学生のうちに「復習のしかた」や「暗記のしかた」を身につけられることだ。

 

それを親がかりでやってしまうと、せっかくのメリットを逃すことになってしまう。

 

気づいているのだから、中学入学後は本人に任せた方がいい。

 

親は我が子の応援団。

 

いい時も悪い時も応援し続ける。

 

スポーツで負けたら、応援団はより一層応援する。

 

甲子園で負けてしまった選手に精一杯のエールと拍手を送る。

 

「なんで負けたんだよ」なんて言わない。

 

学習だけ「なぜ点数が取れないんだよ」って言っていいわけじゃない。

 

がんばったことを認め、「次は取れるようにまた、練習しよう」と言ってあげたほうがいい。

 

ちなみに、中学入試は「親の受験」の意味は、親が「経済的環境、学習環境を整え、健康管理を怠らない」ことであって、学習を教えるということではない。

 

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