日野市|成績爆上げ!の法則|ほうゆうセミナー

”ふつうの子”の内申と実力を上げるためのあれこれ

家庭学習を「書き写す」から「力をつける」に変えていく



うちの塾では、授業のない平日に家庭学習をカメラの前でする「オンライン学習道場」がある。



画面の中には、友達や先輩・後輩が学習している姿が映っているから、「今、学習しているのは自分だけではない」という気持ちになる。



それが学習の意欲になったり、心の支えになったりする。



学習は一人でするものではあるけれど、「同じ志をもった仲間」が同じ時間にそれぞれの家庭で学習しているのがリアルに見られるのはとても貴重だと思う。





今日の中3生のオンライン学習道場の学習を見ていると、受験生の学習とはまだまだ言えないなあと思う。



まだ「ノートを書き写す」作業に近い学習をしている子がいる。




ここから「学習のしかた」の枠組みを伝え、その通りに学習することから始める。



そして、それに慣れてくる頃にはそれぞれの個性も学習に組み込めるはずだ。





ただ「勉強しなさい」と言っても、そもそも子どもたちは「勉強のしかた」がわかっていないのだ。



だから最初は枠組みにはめて学習をして、「学習する」とはどういうことなのかを経験してもらう。



時間も手間もかかるが、高校生になるまでに「家庭学習の習慣」と「学習のしかた」を身につけるためには必要なことだ。





小学生からならじっくりと時間をかけていろいろなことを身につけられるが、中学生になってからだと高校入試に間に合わせるために、まず大まかな枠組みを身につけることから始めることになる。




明日の授業から、早速今夜感じたことを子どもたちにフィードバックしていこう。




中学生の学習姿勢が、少しでも画面の横の高校生に近づけるよう、たくさんのことを伝えるつもりだ。