書店で「6570日後 君は旅立つ」というコミックの題名が目に入った。
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作者が生まれてから親元を離れた18歳までの日数だそうだ。
すでに私の子どもたちは私たちのもとを巣立っている(18年より長かったけれど)が、それまでの日々は長くも感じるし、アッという間という気もする。
18年間というと長い年月と感じていたが、6570日という数字を見た時に「意外と短いな」と感じた。
それしかないんだと思った。
子育て中の人にとって育児は、やることが後から後から出てきて、終わりが見えない永遠に続くことのように感じるだろう。
あわただしい日々の中で「いつまでこれが続くのだろう」と先が見えず不安になることもあるだろう。
それでも、子育ての時期の終わりは嫌でもやってくる。
あまりにもアッサリしていて、気づいたときには「もう少し続いてもいいのに」なんて思ってしまうくらい。
だから、今は「もっと楽しんでおけばよかった」と少し反省している。(「反抗期」は最もエキサイティングな子どもとのメンタルバトルだ)
もっとたくさん会話をして、抱きしめられるうちにたくさん抱きしめておけばよかった。
その「ぬくもり」の思い出と、小さい頃の『ママ大好き』の言葉が、親が子離れするときの大きな力にきっとなってくれるから。