何度も書いているが、学校や塾の授業を振り返り復習する自宅での学習があってこそ、実力が伸びていく。
ただ「授業が分かった」だけでは、いつか忘れ去られ、何も残らないのだ。
そこで中高校生は授業のない日は家庭学習を「オンライン学習道場」で行っている。
オンラインで学習することの、意外な利点はすでに学習姿勢・学習態度が確立している先輩の様子や、同級生が学習する姿を垣間見ることができることだ。
高校生の先輩たちの学習を見れば、参考になることがたくさんあるし、友達もがんばっていれば、「学習しているのは自分だけではない」という励みにもなる。
もちろんただ学習するだけではなく、「どう学習したらいいのかわからない」に応えるために「何をどう学習するのか」の目安も出すようにしている。
少なくとも、目安とした内容を実行すれば、自ずから宿題や復習ができるようになっている。
もちろん、学習が進めばその子オリジナルの学習法も組み入れていくことになる。
学習内容、学習環境が整えば、学習時間も増える。
最初は質より量。
量をこなすことから始めて次第に質を高めていく。
思えば、オンラインなど数年前までは全く考えられないことだった。
自宅でも臨場感あふれる学習ができ、自宅学習の質を高められるのも現代に生きるからこそのものだ。
このメリットを十分に活かしていきたい。