明日で三沢中は1学期の期末テストが終わる。
実際に中学で出された問題を見ると、テストの傾向の変化を感じる。
以前から中3の「英語」の2学期定期テストには、「初見の長文」が1問必ず入っていた。
それ以外は教科書内容だったので、「差をつけるため」の1問なのだと思っていた。
近年は3年2学期以外でも、中2,3生の英語の問題には必ず初見の問題が入ってくる。
しかもだんだんとその量が増えてきている。
「国語」でも昨年も若干あったが、今回は中2,3生で初見の読解問題が出題された。
中3の「数学」では半分が復習問題であった。
だんだんと主要科目の定期テストが「実力テスト化」してきている。
本来、定期テストは「その期間に学校で学習したことをどのくらい理解できているのか」を測るために行われるテストのはずだ。
従来の範囲の狭い定期テストならどうにか対応できた生徒たちが、救われなくなってきたとも言える。
しかし、現実にテストが変化してくる以上、それに対応しなければならない。
全学年で普段から、中3生のような実力テストや入試に向けた学力養成を意識することになる。
どの学年も、テストが終わった~と、喜んでいる場合ではない。
明日からは、1学期の最後の評価対象になる「テストの振り返り」や、2学期に向けた学習を始めなければならない。