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”ふつうの子”の内申と実力を上げるためのあれこれ

定期テストは徐々に変化を遂げている =国語編=

 

※このブログの内容はは当塾の当該中学のテストの所見なので、どの学校でもそうだとは限らないことをご了承ください。ただ、多くの中学の定期テストでも平均点が下がっているところが多いので、ヒントになると幸いです。

 

2学期中間テストで一番驚いたのが国語のテストだ。

 

 

中2,3生では、教科書以外の初見の文章が出題されたのだ。

 

「何考えているのだろう。」と本気で思った。

 

 

英語の初見文章は、英文法や単語などテスト範囲内の事項が入っているが、国語ではそれはない。

 

つまり、実力テストをそのまま定期テストに組み込んできたのだ。

 

 

教科書範囲だけだと、ノートやワークの暗記である程度の得点が取れてしまうことを考えての策なのかもしれない。

 

 

だから、英語と異なり(前述のように英語は初見問題が入っていても平らな分布だった)、学年全体の得点分布が平均点を山に、なだらかな正規分布になっていた。

 

 

 

国語の読解には語彙力が必要なうえに、文章を「正しく読み取る力」が必要になる。

 

 

まずは、どこの学校の国語のワークでも出てくる特定の言葉を使って一文を作る問題は、辞書で言葉を調べ、主述のねじれがないように意識して、しっかり取り組みたい。

 

最近では主語のない文も多い。定期テストでは主語がない文は、×あるいは減点になるので、注意したい。

 

 

また、その単元の文章について自分の考えを作文する問題は、教科書や学校のノートやプリントを調べ、習った方向性に合わせて記述すること。

 

よく文を作らず(作れず?)に答えを書き写す子がいるが、もったいない。

 

 

 

さらに、理社のワークの、理由を文で説明する問題に丁寧に取り組むことも、練習になる。

 

教科書から必要な内容を読み取り、文章を書く。

 

 

国語の練習にも最適だ。

 

 

理社自体の学習にもなるし、理社の理由記述はそれほど多くないから、やればやるほど得点力が上がる。

 

ぜひ取り組んでほしい。