卒業生の中には、昨日のブログの子と同じように「前もって学習することを心がけている」子たちが何人もいた。
その子たちは例外なく、全員が好成績をおさめていた。
やはり自分を律し、行動できる意志の強さや継続力の結果だろう。
学習は長期にわたって続けるものなので、習慣化し、継続していくことが大切だ。
「前もっての学習」というと、さらに思い出す卒業生がいる。
寡黙な男の子だったのだが、中3の部活引退後も日曜日の午後はバスケをしたいとのことだった。
月曜日には必ずきっちり取り組んだ宿題が提出される。
「バスケをした後にしているのか」と問うと、「バスケに行く前に取り組んでいる」と答えた。
そして「バスケをする時に塾の宿題があると思うと思い切りバスケができないから」と話してくれた。
そしてそうやって先に宿題等を終わらせてから、心おきなくバスケをし、さらに夜にも学習をするとのことだった。
もちろん、希望の高校に進学できた。
優先事項を決めて、やるべきことを先にやる。簡単なようでなかなかできないことだ。
「自分を律する」ことができれば、これほど強いことはない。