日野市|成績爆上げ!の法則|ほうゆうセミナー

”ふつうの子”の内申と実力を上げるためのあれこれ

成績アップは学習姿勢から

昨日、小学生の授業で、久し振りに授業中の姿勢についての話しをした。

 

文字通り、体の「姿勢」の話だ。

 

最近、小学生高学年くらいから「腰が痛い」と訴える子が増えているように感じる。

 

問題を解いている時など、子どもたちを見ていると「腰が痛くなっても仕方がないな」と思うことがある。

 

特に「腰が痛い」と訴える子の多くは、座っているときの姿勢に無理がある。

 

学習時に姿勢が悪くなる原因は2つ。

 

  • 鉛筆の持ち方が正しくない

 

最近では、驚くような鉛筆の持ち方をしている子も多く見受けられる。

 

鉛筆の持ち方が正しくないために、字を書く時に自分の字が見えないのだ。

 

もちろん、字が見えなければ、字を書くことはできない。

 

そのために鉛筆の先を無理に見ようとして、姿勢が悪くなる。

 

  • 字を書く時に紙を動かさずに、手だけ、体だけを動かそうとする

 

テキストやプリントを動かさないで、なぜか自分のほうを動かして字を書こうとする。(端から見ていると、そのほうがよっぽどタイヘンそうなのに…)

 

椅子に座ったまま、無理に身体を動かそうとするから、腰と頭の位置がずれる。

 

それを学校でも毎日繰り返しているのだから、疲れやすかったり腰が痛くなったりするのは当然だ。

 

私が小学校に入学した当時(とーっても昔のことだが)教室には「正しい鉛筆の持ち方」,「正しい姿勢で授業を受けましょう」という2枚のポスターが貼ってあった。

 

そこにはそれぞれに鉛筆の持ち方と席に座っている男の子のイラストが描いてあったのを今でも覚えている。

 

そして、1学期の間中、ことあるごとに担任の先生が姿勢の悪い子の背中に1メートルの大きな定規を押し当て、姿勢を正すように指導していた。(スパルタ?)

 

鉛筆には指で持つ位置に輪ゴムを巻くように指示され、輪ゴムの位置が正しいかを先生に確認してもらい、授業中に持ち方の指導があった。

 

何度も指導された。(強制?)

 

背中に押し当てられた定規の感覚や、輪ゴムのせいで持ちにくかった鉛筆のことを未だによく覚えている。

 

でもそのおかげで、正しい鉛筆の持ち方も、授業中の姿勢も身についたと思っている。

 

当然、今はそういう指導は学校ではできないだろう。

 

自分の子供が小学校に入学した時には、そんなポスターはどこにもなかった。

 

それらは各人にまかされている。

 

成績の良い子は、ほぼ例外なく学習姿勢が良い。

 

姿勢がいいから、長時間座っていても平気なのだ。

 

だから、もし成績を上げたいのだったら、最初に学習姿勢を見直すことをおすすめしたい。

 

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