最近、X(旧Twitter)でどこかの塾の先生が書いた「筆圧の弱い子は成績が良くない」というポストが話題になっていた。
筆圧が弱い、一番の原因は鉛筆の持ち方だ。
現在は鉛筆を正しく持てる子の方が少数派だろう。
しかし、鉛筆を正しく持てないと、字を書く時に余計なところに力が入ってしまって、長時間、字を書くことが困難になる。
つまり、長時間の学習ができない。
それでは成績が上がらなくても仕方がない。
だから、「筆圧の弱い子は成績が良くない」という塾の先生の説はうなずけるのだ。
それと同時に気になるのが、「姿勢」だ。
生徒のイスに座る姿を横から見ていると、かなり不自然な座り方をする子がいる。
「座りにくいだろうなあ」と思っても、本人にはそれほど違和感がない場合がほとんどだ。
ただ、そうなると長時間机に向かってはいられない。
多少、鉛筆の持ち方が変でも、座り方がおかしくても、長時間の学習が可能ならそれでもいいと思う。
しかし、たいていは鉛筆の持ち方、座り方によって体に負担がかかり、長時間の学習ができなくなるのだ。
今一度原点に戻って、机に向かう姿勢、鉛筆の持ち方を確認してみてはどうだろうか。
それが成績アップのスタート地点となるかもしれない。
うちの塾では、学習に良かれという観点から、持ち方、姿勢については以前より指導をしている。