単純に、授業を「チャンと聴く」ことだ。
黒板前に立って、生徒を見ると
「あの子集中してないなぁ」
「うなずいてるけど、適当だなぁ」
「この子チャンと聴いてないなぁ」
ってことが分かってしまう。
「学校でも塾でも授業を適当に聴いてたら、大損するよ。
授業中にシャーペンも持たずに、手ぶらで聴いてるのおかしいよね。
黒板も写さなければならないし、先生が大事なことを話したらメモも取らなければならないのに。」
というようなことを昨日、中3生に話した。
授業で、先生方は大切なことをたくさん話している。
それを真剣に聴こうとすれば、少し前かがみになっているはずだ。
シャーペンを持ち、すぐに書こうとするなら、自然とそんな姿勢になる。
以前、体験に来た子で、授業中に両手を上げて伸びをしていた子がいた。
するなとは言わないが、ナチュラルに学校でもやっているのだろうと想像がつく。
そんな姿を見て、その子にいい印象を持つ先生などいない。
授業を真剣に受けること、聴くこと、それだけでたくさんのプラスが手に入る。
シャーペンを持ち、じっと先生や黒板を見つめて真剣に授業を聴こう。