ある小学生。
ちょっと漢字が苦手だった。
一念発起して、漢検を受けることにした。
過去問を解いても、合格点を下回り…
なかなか本気で取り組むところまでいけなかった。
塾で漢検対策をした時、「自分で練習しないとできるようにならない」と話をした。
最初は言われてから始めた練習だったが、だんだん書ける漢字が増え、過去問の得点が上がり始めると、がぜんやる気が出てきた。
漢検の結果は、高得点での合格!とてもうれしそうだった。
そこから漢字に慣れたのか、初見の漢字の問題でも、スラスラ書けるようになってきた。
「できる」は自信に繋がり、さらに「やろう」という気が出てくる。
やり始めないと始まらないが、その時点ではまだ本気にはなりにくい。
どんな些細なことでも結果がでると、本気になることができる。
そういう積み重ねを作っていくことが大切だと思う。