日野市|成績爆上げ!の法則|ほうゆうセミナー

”ふつうの子”の内申と実力を上げるためのあれこれ

まちがいがわが子を伸ばす

 

 

 

親として、わが子には成功し続けてほしい。

 

 

 

 

そう思う気持ちはよくわかる。

 

 

 

 

かつての私もそうだったから。

 

できれば失敗という辛さなど知らない方がいいとさえ思っていた。

 

 

 

 

 

 

そういう時の親は過保護になりがちだ。

 

つい助け舟を出し、先回りして石を取り除き、それから歩かせるようなことをしてしまう。

 

 

 

 

 

学習面でも、特に小学生のうちは、お母さんがつい答えを教えてしまうこともあるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

それを続けていると子供は、お母さんが教えてくれるからと自分で考えることをやめてしまう。

 

 

 

 

 

 

だって、その方が楽だから。

 

 

自ら調べたり、工夫したりしなくなる。

 

 

 

 

 

 

そういう子は、中学生や高校生になっても、親の助けがなければ学習できない子になってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

依存することが当り前になるから、「考えるプロセス」を無視して「答え、しかも正答」のみを求めるようになる。

 

 

 

しかも、その状態が保護者も本人も自覚することなく進行するものだから、タチが悪い。

 

 

 

 

手を離すことの難しさはわかるが、我が子のために、自分がそうなっていないか振り返ってみるべきだ。

 

 

 

 

 

 

 

今、うちの塾の小学生では「自分で考える」を大切にできる子が育ってきている。

 

 

お母さん方のおかげだ。

 

 

 

 

 

宿題の画像を送信するときに「まちがっている」とわかっていながら送る気持ち、きっと歯がゆい想いだと思う。

 

それでも何度でも、まちがっているとわかっている宿題を塾に送ってくださる。

 

 

 

 

 

それがわが子を伸ばすとわかっているから。

 

 

 

 

 

 

 

そういう想いのあふれている画像を見て、もっともっと自分で考え、答えまでの道筋を自力で見出せる子になるよう、導いていきたいと思った。