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”ふつうの子”の内申と実力を上げるためのあれこれ

中1の1学期、英単語の暗記に苦しんだ思い出

 

私が中学に入学した時の話。

 

 

1学期の期末テストが近づき、アルファベットのテストだけだった中間テストと異なり、英語の試験範囲には教科書のページが書かれていた。

範囲は「教科書のL1と数字と月の名前」だった。

 

それで、「単語を覚えなければ」と思い、書いて覚えようとした✍

 

漢字もそうやって覚えているし、なんて思いながら書いてみた。

 

ところが、漢字と違って何度書いても覚えられない😰

ビックリするくらい、書けるようにならない😥

 

 

しばらく勉強していたが、もうあきらめムード⤵

 

「私には無理だ」と思った。

 

 

 

そんな私に母が言った。

 

母 「私が中学生の時は単語に読み方をつけて覚えたよ。

『school』なら、『sをス、cをシ、hをクooをオー、lをヨ』って言う風に。

ほら、やってみな。」

 

私 紙に『school』と書きながら「寿司食おーよ」と言った。

何度言いながら書いただろうか。

しばらくすると、『school』が書けるようになった😮

 

「これはいい」と思い、1つ1つの単語に読み方をつけ、覚えていくことにした。

 

『one』はローマ字読みのままに「オネ」と読み方をつけた。

 

次は『two』

もうここでつまづいてしまった。

「どう読んだらいいの?」

 

今考えれば、その読み方を考えるだけで時間がかかってしまう。

 

単語の暗記は『つづり』だけでなく、意味も発音も覚えなければならないのだから、オリジナルの読み方をつけ加えてしまうと覚えることが余計に増える。

母の教えてくれた暗記法はあまりにも独特すぎて、万人が使えるものではなかったのだ。

 

 

今だって、あの時の私のように暗記に苦しむ子は多い。

 

だから暗記法も伝え、実践もしてみる。

 

しかし、暗記法がわかってもそれだけでは暗記力は伸びない。

 

暗記力は単語や漢字などを何度も何度もくり返し覚えていくうちに伸びてくるものだから、方法を知っていても、実践しなければできるようにはならない。

 

くり返しの実践が最大のポイントだ。

 

子どもの頃に覚えたことは深く記憶に刻まれ、忘れにくい。

私が今も単語がスラスラ書けるものは、ほとんどが子どもの頃に覚えたものだ。

今も新しく単語を覚えたりするのだが、翌日まで残らないことが多く、覚えるのに子どもの頃の何倍もの労力がいる。

 

ところで、現在も私は『school』と書くたびに心の中で「寿司食おーよ」と無意識に言ってることに気付く。

 

こわい😱

 

そのくらい子どもの頃に覚えたものは残っているのだ。