元旦から立て続けに大きな出来事が起きている。
今年は一体どんな年になるのだろうか。
そんなことを思いながらニュースを見ていた。
すると、高校サッカーの話題になった。
千葉県の市立船橋と石川県の星稜の試合の話だ。
星稜の応援団が昨日の地震で来れなくなり、それを知った日大藤沢のサッカー部の部員が応援に協力したという話だった。
星稜の応援カラーは黄色だそうだが、当然すぐに準備できるわけはない。
そこで工夫して、何と近隣の市の黄色のゴミ袋をかぶって、星稜の黄色の応援ユニフォームを準備したのだ。
他の高校の応援団も加わり、チームを大いに盛り上げたとのことだった。
相手の市立船橋の選手達も応援団も応援メッセージを掲げ、相手チームを励ましていた。
応援してくれる人のパワーは、人を奮い立たせてくれる。
どんな時でも、前を向こうという想いに手を差し伸べてくれる。
残念ながら星稜は負けてしまったが、勝利以上のものを得られたのではないだろうか。
多くの人がこの2日間に起きた地震と事故に心を痛めている。
そういう中で、こういう若者たちの行動からは、大いなる励ましと勇気を得ることができたことだろう。