今年の箱根駅伝は青山学院大学が2年ぶりに優勝した。
往路も復路も、沿道には多くの人が応援に出ていた。
もちろんお目当てのチームもあると思うが、放送の様子からは、最後の選手が走りすぎるまで、応援の声をかけ続ける人が多いように見える。
すべての選手に声をかけ、拍手をする人々の想いが伝わってくる。
選手の気持ちはわからないが、応援の声はきっと選手たちの背中を押してくれるはずだ。
先頭を走る選手にも、それを追いかける選手にも分け隔てなく、がんばっている人には声をかけたくなるものだ。
勝ち負けに関係なく、おそらくがんばっていること自体に心が動かされるのだろう。
駅伝自体も感動するが、寒い中選手に声をかけ続ける市井の人にも目がいってしまう。