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”ふつうの子”の内申と実力を上げるためのあれこれ

子育てを終えた私の考える「子育て」とは

 

子育てとは「自分の足で自分の人生を歩けるように訓練すること」だと思う。

 

 

何かのセリフで、親が子に「自分が死んだ後もおまえの人生はまだまだ続く」というのがあった。

 

保護者の庇護の下にいられる間、子どもは守られるが、たいてい親の方が先に人生を終えるのだから、いつまでも親を頼っているようでは困る。

 

だから、子ども時代は自分の足で人生を生きるための訓練をするためにある。

 

 

子ども時代から社会人になるまでは、学校に通ったり、おけいこ事をしたりして様々な訓練をする。

 

 

人生の大きなターニングポイントは社会人になる時だ。

 

その時にスポーツや芸術など特殊な職業に就く人以外は、学校歴と社会性をもって社会で生きていく場所を得ていくことになる。

 

 

社会に出てから必要なことは、学校やおけいこ事を通して学ぶことが多い。

 

その中には継続する力・前向きさ・面倒なことに立ち向かう力・耐える力などが含まれる。

 

まとめて言うと「目標に向かって、努力を継続できる力」と言えるかもしれない。

 

 

多くの子どもは「学習」や周りの「コミュニティ(家族、部活など)」を通して、この力を養っていくことになる。

 

 

「学習」に関しては、当然いい時ばかりではないので、傍から見ると「そんなにがんばらなくても」と思うこともあるだろう。

 

だが、今はいいが「やらなければならないことを身につけることもできず、大人になり、子どもの時以上の苦労をしなければならなくなる」ことの方が、わが子につらく苦しい時を味あわせることになってしまう。

 

 

子どもが自分の足で人生を歩めるようになるために、環境を整え、健康面を支え、応援することが、保護者や周りの人の役目だ。

 

 

成人の日にそんなことを思った。