日野市|成績爆上げ!の法則|ほうゆうセミナー

”ふつうの子”の内申と実力を上げるためのあれこれ

ほうゆうの「毎日シリーズ」ができたわけ

 

普通の子の成績が上がらない理由はただ1つ。

「学習(勉強)不足」

これ以外に理由はない。

(「こんなに勉強しているのに……」という子はほぼいない。いたとしたら、必ず別な原因がある)

 

だから、昔から「毎日コツコツと学習できれば、みな成績が上がるのに…」と思ってきた。

 

宿題のプリントに日付指定を入れたりもしてみたが、最初はみなきちんと日付通りに学習をし、本人も「できる」と喜ぶのだが、何週間かすると「今日くらいは…」という気持ちが芽生え、日にち通りにできなくなってしまう。

 

うちの塾に入塾する子は、みな成績が上がる(3カ月以上在籍すれば全員)のだが、その伸びには大きな差がある。

私たちの話(こうすれば伸びるよ)を素直に受けとめ、すぐに実行できる子は、あっという間に伸びていくが、なかなか実行できずに思うようには伸びない子もいる。

 

しかし、「毎日シリーズ」の導入によって、このジレンマを少しずつ解消できるようになってきた。

インターネットの環境や使えるデバイスが整ってきて、画像を気楽に送信できるようになったからだ。

 

今までは1週間分として出してきた宿題を1日1枚の日にち指定に変更した。

それを「毎日」やりとりするのだ。

日ごとに送る宿題が決まっているのだから、やらないわけにはいかない。

念願の「全員が毎日学習をする」という環境が整ったのだ。

 

その成果は、この3年間は非常に大きかった。

 

しかし、コロナ禍以降今年に入ってからは中学生全体に少し緩みが見えてきている。

 

だから今月から、この「毎日シリーズ」の宿題に変更を加えることにした。

これによって、日々の学習がさらに定期テストや学力向上につながっていくだろう。

 

「ただ宿題をするだけで力がつくのだろうか」と思われるかもしれない。

じつはうちの塾の「毎日シリーズ」は解き直しも宿題に含んでいる。

調べるところの指示等も生徒に合わせて出している。

「自分で調べる・考える」という学習姿勢が身についてくる。

これほど強いことはない。

 

たかが、1日1枚の宿題。

 

でも、1ヶ月取り組めば、30枚にもなる。

 

毎日毎日、類似問題を積み上げていくことができる。

多くの良問に触れ、解ける問題を増やすことができる。

 

「毎日シリーズ」は、採点する側には実は相当な負担になっている。

一人ひとりの量はそれほど多くはないけれど、送られてきた画像の採点となると膨大な量になる

判読しにくい画像などもあり、余計に気を遣うことがある。

 

でも、採点をしている時や、授業中に「ああ、この子伸びてきたな」と思った瞬間にその苦労も吹き飛ぶ。

 

生徒一人ひとりの「毎日の宿題」を「毎日採点」し、音読もやり直しも「毎日チェック」している塾は、そうはないと思う。

 

これが実現できるのは、中学を三沢中に限定したことと、少人数制だからできることなのだ。