うちの塾では小学生には毎日「音読」の課題が出ている。
普段から様々な分野から課題を出しているが、現在は慣用句を読んでいるところだ。
小学生の場合は、そのまま読んでいる姿を動画で撮って送信してもらっている。
小学生の知識や教養を高めることだけを目指している訳ではない。
この動画を撮りためていけば、子どもたちが大きくなった時にはきっと保護者の方の「懐かしのアイテム」になるだろう。
将来は「小学生の頃、ほうゆうで毎日音読していたね」「あっ、この文読んだね。なつかしー」などと、子どもたちと思い出話をしてもらえるはずだ。
子供たちが原稿をまっすぐに見つめ、文字を一生懸命に追いながら音読している姿は、何か高貴なものを感じる。
その姿をあえて文字にすると「凛(りん)としている」がピッタリくる。
だから、集中した真剣な表情はとても凛々しい(りりしい)。
さらに、真剣な表情で読み終わった後、撮影しているお母さんに向かって、ホッとして見せる笑顔が何よりもいい。
お母さんに向けた笑顔なのだけれど、カメラ越しに私も自然と微笑んでしまう😊
親子の絆を日々垣間見るようで、こちらも幸せな気分になる💕