日野市|成績爆上げ!の法則|ほうゆうセミナー

”ふつうの子”の内申と実力を上げるためのあれこれ

小学生を持つお母さん方、1日10分、子供を見つめて

 

 

昨日は都内の私立中学入試の開始日だった。

うちの塾では現在”中受”は扱っていないので、平穏な日だ。



ところで、中学入試を扱った漫画に「2月の勝者」がある。

この漫画の最初に、主人公の塾の講師が「君たちが合格できたのは父親の経済力と母親の狂気」と言い放つ場面がある。






「狂気」という言い方が正しいかどうかはわからないが、お母さんを中心とした子供の学習への関わりは、中学受験をするしないに関わらず、小学生の学習には大切だと感じる。




子どもが小学生のうちは家庭での学習に大人の介入は絶対に必要だ。



「勉強しろ」と言ったからといって、最初から「はい」と勉強をできる子はいない。


学び方を知らない子どものために、一緒に学習をしてあげることから始めなければならないこともあるだろう。




よく子どもを見て、話を聴いてあげる、こういうことが子供にとってとても大切なことだと思う。





ところが、子どもが幼いとき、特に小学生の頃は親世代にとっても社会で活躍の時期にあたる。



働くお母さんも多いはずだ。




私も経験があるが、自分の時間を優先したい気持ちになることもある。


ついつい子供のことを二の次にしてしまうこともあるだろう。




でも、1日10分でもいいから子供だけを見つめ、話をする、そんな時間を持ってほしい。


できれば、宿題とかも見てあげてほしい(解いている様子を見つめるだけ)。


それだけで、中高校生になったときの子育てが楽になるはずだ。



特に学習においては子どもが中高校生になって、自分より体が大きくなったり、反抗期に入ったときに「勉強しなさい!!」なんて怒鳴っても、もう聞いてはくれない。



それらはすべて、小学生までにどのくらい子どもの学習生活に関わってきたかによると言っていい。




うちの塾の小学生の宿題である「毎日シリーズ」や「音読」では、保護者の方に管理をお願いしている。


両方を合わせても1日10分かかるかどうかの宿題だ。



特に音読の時は録画しながら、一生懸命に読んでいる我が子を見つめることになる。

懸命に字を追い、がんばっている姿をみてあげてほしい。



返却された画像の丸つけもすることになるが、×が付いたからと言って「なんでできないの!」なんて言ってはいけない


「調べて、解き直そうね」と声かけをしてくれるだけでいい。




もちろん過度な干渉は避けたいが、親が学習に程よく関わってくれることは、子どもの自己肯定感を大きくしてくれるはずだから。