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”ふつうの子”の内申と実力を上げるためのあれこれ

「仮内申」と高校入試 (東京都)

 

11/30~12/12は中3生とその保護者にとっては大事な時期だ。

 

この間に「仮内申」が出て、学校での「三者面談」が始まるからだ。

 

今回は、ご不安な保護者の方のために、「仮内申」と高校入試について述べたい。

 

 

 

 

まず、「仮内申」について

 

「仮内申」は「仮」とついているが、何か事件でも起こさないかぎり変わることはない。

 

・「仮内申」が出る前に、お子さんの希望する都立推薦の合格可能内申点、私立推薦の基準内申および「加点条件(検定試験や委員会活動等)に当てはまるものがあるか」「(内申に)何点加点できるか」を確認しておく。(加点条件はほとんどの高校の募集要項やHPに記載されている)

 

以下に、年内の動きである、仮内申告知⇒三者面談⇒私立・都立推薦、私立併願推薦、までの流れを記す。

 

・「仮内申」は、当地三沢中では3年2学期の内申が、担任の先生から口頭で伝えられる。(用紙が配られる学校もある)3科・5科・9科の内申をメモするといい。

 

12月の三者面談は、まず「私立と都立の推薦試験(併願推薦を含む)を決める」ことがメインとなると思っていい。(都立一般入試はその後)

 

 

 

 

・私立推薦入試(単願)が第1志望の場合

 

内申と加点の得点を足した数字が単願の基準内申点に足りていれば、三者面談で担任の先生にその高校の単願を受けたいと伝えればOK👍

 

足りていなければ、事前に「仮内申」の範囲で受けられる私立を探すことになる。あるいは、都立高校を第1志望に変更もすることも視野に。

 

 

 

 

・私立高校の併願推薦の場合

 

併願推薦とは、「すべり止め」のこと。都立高校第1志望者はたいてい受けることになる。

 

内申と加点の得点を足した数字が併願の基準内申点に足りていれば、三者面談で担任の先生にその高校の併願を受けたいと伝えれば👍

 

足りていなければ、「仮内申」より1または2上の基準の高校までの間で高校を探し、加点項目を確認。親子での相談が必須。内申点によって自動的に決まるものなので、面談でいくつかすすめられることが多い。

 

 

 

 

・都立推薦

 

都立高校の推薦に関しては例年、ほぼデータ(内申点)通りとなる。小論文や作文での1発逆転はほとんどない。

 

「入試のチャンスが1回増える」ことは確かだが、「推薦を受けるとどうしても推薦に気を取られ1月後半の学習が疎かになりやすい」から、本来合格できる力をつけられる期間に、勉強出来なくなることもあるので、慎重に検討したい。

 

 

 

 

《注意点》

 

担任の先生から、具体的な高校をお勧めされた場合、その場ですぐに返事はせず、一旦持ち帰り、親子で相談してから返事をすること。

 

都立一般入試が第1志望の場合、三者面談で都立の話も出るが、変更は願書提出後でも可能である。

 

以上、年内の「内申点」と三者面談について述べてみた。

 

 

 

※ 今回、このブログをご覧の方で「内申」についてや受験一般について心配なこと、不安なこと等、何かある場合は、塾公式LINEからご連絡いただければ相談に応じようと思います。(都内限定です)

 

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