「もっと効率的に直しができるようにする」
高校生がオンライン学習道場の反省欄に書いたコメントだ。
それが理想だね、と思う人もいるだろう。
実は、このコメントのようなことを言ってるうちは、成績は伸びてはこない。
「学習は効率よくやることなどできない」と高校入試で学んだはずだ。
「効率良く」とは「時間をかけずに」とか「1回で解き直しを済ませる」という意味で使っているようだが、中学時代を思い出してほしい。
あなたは私が勧めた「非効率的」な学習をして実力を付けてきた人だ。
面倒なことに正面からぶつかり、それが実力となることを実感し、後輩にもそれを勧めていたではないか。
大学入試を見据えた時に不安になり、何とかしたいと考えるのならば、今こそ「面倒なこと」「時間のかかること」に正面から立ち向かい、時間をたっぷりと使い、たくさんの調べもの、たくさんの思考をすることだ。
塾長がよく言う「面倒なことがキミを伸ばす」だ。
結果、それが一番の効率的な学習となる。
大人に近づいた分、「面倒なこと」を避けたくなった時に、自分への言い訳も上手になる。
でも、言い訳なんてしていても、良くならないことはわかっているよね。
この冬休みこそがそのチャンス。
思い切って飛び込んで、思いっきりもがこう。
ちゃんと見ているから😊