この記事を読んで、いろいろなことを考えた。
その中で、小中学生の子どもたちに知っておいてほしいと思ったことが2つある。
1つ目は日頃の訓練が実を結ぶということだ。
今回の飛行機事故では、乗務員の適切な行動のおかげでわずかな時間で全員を飛行機の外に避難させることができた。
それは普段からの訓練の賜物だという。
始めて知ったのだが、非難に関する訓練は非常に厳しいそうだ。
訓練で身につけていたからこそ、いざという時に役に立った。
乗客たちのその場で冷静さはもちろん、乗務員の日頃の努力があってこそだと思う。
2つ目は「理性をもって行動することの大切さ」だ。
理性は知性のうえに成り立つ。
知性のもとは知識だ。
多くの知識を得、それを駆使して考えることが大切なのだ。
普通に考えて、この事故の状況に自分が遭遇したら、こんなに冷静に行動できるだろうかと不安になる。
先を考え、行動できる人が多かったおかげでJAL機に乗っていた人全員が助かったともいえる。
今回の「奇跡の救出劇」と言われる脱出は、多くの人の「普段の訓練(心がけ)」と「冷静な判断」によってできたことだ。
これらは、日頃の子どもたちの学習にもつながると感じる。
学習も訓練をしなければ、内容が身につかないし、身につけた内容を使って考えることもできない。
普段からの訓練、練習が大切なのだ。