現在、新中1生は小学部で行ってきた「音読」の最後の回に取り組んでいる。
その内容は「二宮尊徳」の言行を記した「二宮翁夜話」から「積小為大」と「至誠と実行」だ。
特にこれから中学生となり、学習するにあたって大切なことだと思い、最後にふさわしい文として選んだ。
「積小為大=大きなことを成すには小さいことを怠らないことだ」
これは、基礎基本を大切にすることを教えてくれる。
「至誠と実行」の最後には
「おおよそ世の中は智あるも学あるも、至誠実行とにあらざれば事は成らぬ物と知るべし」
これは、何事も着実に誠実に実行しなければ身にならないことを教えてくれている。
中学に入学すると、学力の差は小学生の頃よりもさらにハッキリとしてくる。
だから、「基礎基本を大切にし、日々実行すること」を常に心がけて学習することが望まれる。
そうした日々の積み重ねが未来の自分に繋がっていくことを信じて。