まずは保育ママさんがたくさん息子の良いところを認め、言葉にしてくれたことだ。
私はそれに便乗して、「お母さんが○○だったって言ってたよ。すごいね~😍」とオウム返しで息子に伝えた。
このブログ記事にあるようにテレビの字幕の難しい漢字を読めるのを発見して、褒めてくださった。
それから数日して、同じようにテレビの字幕の漢字を読んでいるのを見た時に「お母さんがこの間、難しい漢字の字幕が読めるって褒めてくれていたよ。今日も読めたね。すごいね~😍」と伝えた。
息子はちょっと自慢気なうれしそうな顔😤をする。
そうすると息子はテレビで漢字が読めるたびに「すごい?」と聞いてくる。
2度目、3度目となり、こちらも忙しかったりすると、「しつこいなぁ」と思う時もあったけれど、その度に「今日も読めたの。すごいね~😍」と同じように伝えた。
読めることが息子にとって当り前になれば「すごい?」と聞いてくるのはなくなった。
実は息子が小1の時、担任の先生に呼び出され「こんな漢字も書けないなんて」と言われたことがある。
でも、褒められたことをきっかけに、どんどん漢字が得意になっていった。
おじいちゃん,おばあちゃんでも、ママ友でも、他の誰でも、とにかく子供のことをよく言ってもらったら、それを言葉で子供に伝える。
毎日我が子を見ていると当たり前になってしまっているような、子どものいいところに気づかせてもらえることも多い。
そうすれば「ほめなくちゃ」「いいとこ探さなきゃ」と焦ることもない。
ただ、気をつけてほしいのは他の人に褒められると「つい否定してしまう」人が多いことだ。
私もそうだから気持ちはよくわかる。
子どもの前では、たとえ謙遜でも「否定しない」ように気をつけて。
子どもは大人が思う以上に大人の会話を聞いている。
「うちの子、そんなたいしたことないから」みたいな言葉を聞いていると、別な場面で褒めたとしても「他の人にああ言っていた(否定していた)からこれはウソだ」と思ってしまうのだ。
さらに、塾の観点から付け加えて気をつけてほしいのは、「得点(結果)を褒めない」ことだ。
「努力の過程を認める」ことが大切。
「がんばったね(がんばってるね)」でいい。
親に認められることは子どもの自己肯定感を高める。
それは子どもががんばる時の原動力となる。
プラスの言葉をたくさん子どもに投げかけたい。