どうも最近の中学生の多くは「ワーク」の扱いが雑な子が多いようだ。
入塾したての子のワークを見るたびにそう思う。
「提出がある場合は、取りあえず、答えを写す。
提出がないと取り組まない。」
という子が多い。
それでは定期テストで思うような結果は得られない。
書店に行くと、たくさんの「定期テスト対策問題集」が売っている。
この時期の学参コーナーでは、それらの問題集をたくさん購入していく親子をよく見かける。
それを見かけるたびに、(実際には取り組んでいるのかもしれないが)「学校で配布されたワーク、それを何度もやった方がいい」とアドバイスしたくなる。
学校で配布されるワークほど、教科書にピッタリな問題集はないのに…。
テストでは、ワークの問題をベースにした問題を出題、あるいはハッキリと「ワークから出す」と事前告知する先生方も多い。
だから、自分で学習するのなら、ワークを何周も解くといい。
それくらい教科書にぴったりのワークなのに、答えを丸写しして、〇つけてOK!なんて学習をしたら、もったいない。
定期テストで高得点を取りたいのなら、ワークはていねいに取り組むべきだ。
本当に「ていねいに取り組み、学習を重ねたワーク」は開いた瞬間に「がんばりのオーラ」が紙面からあふれ出てくる。
うちの塾の生徒たちには、こういうワークを目指して取り組んでほしいと思っている。
そうやって取り組めば、結果は自ずとついてくる。
ただ、「評価」を気にしすぎると、かえって評価は下がる傾向にある。
そこは気をつけたいところだ。