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東京都高校授業料「実質無償化」で気をつけなければならないこと

 

昨日からニュースで流れている「東京都高校授業料実質無償化」。

 

www.tokyo-np.co.jp

 

 

今朝のニュースで、50代の女性がインタビューに「これで高校の選択肢の幅が広がる」と嬉しそうに話していた。

 

 

 

しかし、気をつけなければならないことをお伝えしようと思う。

 

 

 

 

 

 

当たり前だが「高校では授業料以外にもお金がかかる」ということを忘れてはならないということだ。

 

 

 

 

無償化は「授業料」だけだ。

 

 

 

高校に入学する際にはまず「入学金」がかかる。

 

都立で5,500円、私立は高校ごとで異なるが20万円前後のことが多い。

 

 

 

高校からは教科書も購入しなければならない。

 

 

また、端末(ipadなど)の購入もある。

 

 

 

 

制服や体操服などもまとめて購入することになるから、かなりの金額になる。(私立だとカバンなども指定だから高価だ)

 

 

 

 

定期代もかかる。

 

 

京王線だけなら安いが、特にJRを使うと金額が跳ね上がる。

 

 

 

 

 

その他、細かい出費がたくさんある。

 

 

 

 

 

 

特に私立高校で忘れてならないのが「設備費」と「修学旅行費の積立金」だ。

 

この金額は学校ごとに異なるが、どの高校でもかなりの金額になる。

 

 

 

 

そして、都立高校は初めから授業料は無償なので問題ないが、私立高校は「授業料等を一旦全額払い込んで『申請』をしてから、支援金相当額を還付(だいたい年末)する」ことがほとんどになる。

 

 

つまり、入学時に授業料を含めた学費等を先に学校に全額支払わなければならないのだ。

 

 

 

 

 

所得制限が撤廃されるので、今後は申請方法や、還付なのか控除なのかなど、どうなるかはわからないが、念のため確認が必要だろう。

 

 

真に子どもたちの可能性を広げるために多くの情報を得て、うまく利用したい。