内申とは、言わば「その教科における総合評価」のことだ。
その教科に関わる全てのことが数値化される。
その数値の算定基準は、科目にもよるがとても細かく設定されている。
以前は「教師の主観が入り、あまり当てにならない」と言われていた内申だが、今では明確な評価基準のもと、かなり客観的に評価がなされるようになっている。
現在では、学校の評価(内申)は「その子の学力相応の評価になっている」と言っていい。
ある私立高校の受験担当の先生のお話では「日野市の内申評価は、信頼できる」とのことだった。
都立高校入試では当然に合否判定に内申が使われているし、「私立高校では、入試に内申は使わない」などと言われていた頃が嘘のように、私立高校でも「内申」が求められる。
しかもかなりの高内申を。
「内申」は「総合評価」だから、普段の授業からすべてが評価の対象だ。
「内申」は「いい子」にしていれば高くなるわけではない。
「授業をきちんと聞くこと」「やるべきことを1つ1つきちんとこなすこと」など、学ぶ者として当たり前のことが大切で、評価されることを再確認するべきだろう。
1学期の評価は、この春休みの宿題や休み明けテストから始まる。
すでに春休みから新学期の評価は始まっている、ということだ。