春期講習会が終わり、いよいよ新学年を迎える。
その最初の提出物や休み明けテストが君たちを待っている。
ここから新学年の評価が始まることを今一度確認してほしい。
今回は宿題も休み明けテストも例年よりずっと少ない。
だから全員が100点を取れる準備ができるはずだ。
「昨日は一生懸命覚えたけれど、今日はやらない」という日和見(ひよりみ←調べよう)の学習はやめよう。
範囲の少なさを考えれば、前日に全部を暗記することも可能だ。
しかし、そんな暗記はテストの得点にはなっても、君たちの実力にはならない。
何のために春期講習中に日々チェックしてきたのかを考えてほしい。
毎日毎日コツコツと暗記をすることによって、
・暗記のしかたを身に着ける
・暗記の習慣づけ
・単語の定着
などの効果を実感してほしいからだ。
これらが実力を作っていくのだ。
じっくりと覚えにくい単語に向き合い、発音をし、繰り返し書いてみる。
これをくり返してほしい。
そうして覚えた単語が増えていくことによって英語の理解がすすむことを体験してほしい。
単語も知らなくて語学ができるようになることは絶対にない。
中3生はついでに「ライティングノート」の行数も増やしていこう。
春は誰にとっても、新しいことが始まる季節だ。
満開の桜の花は、ぼくらに「がんばれ」とエールを送ってくれているようだ。
そんな季節に背中を押され、初めから最高のスタートを切ろう。