学校のワークなど、子供たちが自分で丸付けをする場面は多い。
そういう時は、正答と自分の答えを交互に見て、正確に〇をつけることが求められる。
この○付けが甘いうちは、なかなか成績は伸びない。
正答と自分の答えの違いに気づけない、あるいは適当に○付けをしているからだ。
実際に「なぜこれで○をつけてしまうのか?」とこちらが疑問に思う場合もある。
スペルが違うのに○、符号が違うのに○、全く違う漢字なのに○。
「目が相当に悪いのか?」としか思えない。
大人から見ると驚きだが、子どもたちは案外平気でやってしまう。
○つけを「正確に」「ていねいに」(「素早く」)できるようになると、成績も伸びてくる。
観察すると、ミスが少ない子は自分の答えと正答を近づけて採点をしている。
丸付けのタイミングも、まとめてすることはなく1ページごとくらいに細かく採点をする。
さらに、問題ごとに細かくチェックをしている。
英単語のスペルはアルファベット1文字ずつ。(当たり前)
数学の計算なら、符号から途中式まで、隅から隅までしっかり確認している。
自分の答えと、正答との違いを明らかにしょうとしているのだ。
答え合わせを慎重にできるようになることが、成績向上には絶対に必要だ。