上の記事はコロナ前のブログである。
毎年、必ず生徒にはこの国立高校の話をし、
そして、その学習と遊びの切り替えも見習おう」と話をしている。
このブログには載せなかったが、同じ年の都立立川高校の塾関係者説明会では校長先生が「スマホがなければ、うちの高校の合格実績はもっと良くなるのに」とお話をされていた。
コロナ以降、スマホやタブレットを使用する子供は確実に増えている。
自粛が続く中で、宅内で様々なデバイスが推奨され、活用されたことが大きい。
それと共に、子どものスマホやタブレット使用への、保護者の方の警戒感が減ってきているように感じる。
都立立川高校と言えば、都立自校作校。
内申も偏差値もそろえないと合格できない、この地域の難関校の1つだ。
そういう高内申・高偏差値を中3時で持っていた子どもたちでも、高校生になってスマホに邪魔をされ、校長先生を始めとして「スマホがなければ…」を言わしめてしまう、そのくらい子供たちに影響を与えるということを保護者の方にはぜひ知っていただきたい。
脳トレで有名になった脳科学者の川島教授が「スマホ・タブレット」が子どもの脳にどう影響するのかを書いた著書に「頭のよいこに育てるために今すぐ絶対やるべきこと」がある。
多くの子どもたちを検証し「スマホやタブレットの使用」によって、「勉強したことが子どもたちの頭の中から消えてしまう」ということが分かったそうだ。
上のブログに書いたように、自分がするべきことを理解していてその合間にスマホ、というくらいに自律できないのであれば、強制的に管理することも必要だ。
スマホやタブレットは、うまく操って自分の人生に活かすためにある道具の1つだ。
時間制限、使用場所制限など家庭内でルールを決め、子供たちがスマホに操られるのではなく、主体的に使用できるような環境を整えたい。