と言うくらい以前から女子バレーボール部が全国的にも有名な高校だ。
バレーボール部は現在でも別格らしい。
洋裁学校から始まった学校で、つい最近までは調理科もあった。
が、今では進学校へと変化し、大学進学実績を伸ばしつつある。
新しい先生も増え、昨年度から入試作問担当の責任者の先生が変わられた。
その先生が入試問題を作る際に高校生になってからの学習を考えて、必ず「知識を問う問題」を入れるようにしているというお話をされていた。
特に国語では、読解はある程度できても、漢字、語句などができない傾向にあるからで、受験勉強を通してそれらを学習してほしいとのことだった。
確かに塾現場でもかなり感じることだ。英語も国語も知識習得を軽んじてきたツケが回ってきているのだろう。面倒でも基礎知識をまずは身につけるところから始めたい。
また、読解問題も一部分を読んで解く問題は正答率が高いが、文全体を総合的に見ないと解けない問題の正答率が低いとの指摘もあった。
文全体を総合的に見るということは文全体を正しく読解できるということだ。これも確かに中学までに身につけておきたいところだ。
ところで、こちらの高校のコースは国公立大学を目指すJ特進をはじめ、特選、特進など5つのコースに分かれている。入試の時に各カテゴリの2段階上までチャレンジ受験できるので、「ぜひチャレンジしてほしい」とのことだった。
また、J-plusという校内予備校があり、放課後学習を迷うことがない。J特進は無料で参加でき、他のコースは若干月額がかかるようだ。
いずれにしろ、10年ほど前からは大学進学へ大きく舵を取ってきている高校だ。
将来、どんな高校になっていくのか、合格率・進学率がどう変わっていくのか、見守っていきたい。