日野市|成績爆上げ!の法則|ほうゆうセミナー

”ふつうの子”の内申と実力を上げるためのあれこれ

忘れないためには脳の特性を使おう!

 

1度覚えても、放っておいたら、その知識はいつのまにか忘れ去られる。

 

 

案外子供たちはこのことに気づいていない。

 

「覚えた=永遠に覚えている」と思っているように見える。

 

「あれっ、覚えたはずなのに…」という経験は小さい頃から何度もしたことがあるのに。

 

 

 

すぐに忘れるのが当たり前の人間の特性なのに、絶対に忘れない事柄がある。

 

「命に関わる」事柄だ。

 

生まれたての子猫や子犬はクルマの怖さを知らない。

 

だから平気で車道に出て行ってしまう。

 

しかし、一度でも死にそうな目(轢かれそうになる、轢かれる)に会うと、二度と車道には出なくなる。

 

命に関わることを忘れないのは、生存のために必要なことなのだから当たり前だ。

 

 

ところで、脳はけっこう単純にできていて、簡単にだまされやすい性質がある。

 

だから、激しい思い込みなどによって、脳をだますこともできる。

 

例えば、何か「やってしまった」事実があっても、「やってない、やってない」と長期間、激しく思い続ければ脳内では「やってない」ことになり、うそ発見器にも反応しなくなるのだ。

 

事実と、事実でないことの区別ができないということだ。

 

だから、命に関わらないことでも、「命に関わること」と脳をだませれば、物事を忘れなくなる。

 

 

 

そのためにはどうするか。

 

実は、それが単純に「繰り返す」ことなのだ。

 

何度も何度も繰り返し脳に上ってくる情報は、「これは大切な情報=命に関わることだ」と脳が勝手に認識してくれる。

 

「命に関わること」=「忘れない」ということになる。

 

 

だから覚えたい事柄はひんぱんに反復をすること。

 

毎日目で見て、口で言ってみて、手で書く。

 

そうすれば、「忘れることができない知識」が増えていくのだ。