「省エネ」とは「限りあるエネルギーを効率的に使うこと」という意味だ。
省エネを謳う電化製品を購入して、実際に電気料が下がると「コスパがいい。省エネすごい!」ってうれしくなる。
しかしこの「省エネ」はあくまで「限りあるエネルギー」に対して使うものなのだ。
せっかくこれから力が伸びそうなのに、いきなり勉強の「省エネ」を試みようとする子がいる。
余りある力を持っているのに、「省エネ」してどうするつもりだろう。
こういうタイプの子は大概が「やればもっとできるのに」と言われるけれど、大成しない。
うちの塾長がよく言う「やればできる子は一生やらない」からできない子となってしまうのだ。
そういう子は周りもじぶんも「やればできるんだ」という言い訳をしつつ、やらないから伸びないままになる。
でも、全ての子は努力さえできれば不可能を可能に変えていけるだけのエネルギーを、内に秘めていると思う。
がんばった結果、ものすごい力を発揮できるようになる生徒たちを多く見てきた。
ただ、子どもたちは移り気で、ずっとがんばり続けることはむずかしい。
また、どうがんばったらいいのか分からない子も多い。
そういう子供たちに「こういう風にすればいいのだ」という道を示し、その道を何も言われなくても自分の足で歩けるようになるまで、背中を押し続けるのが私たちの役目だ。
その学習の道をスムーズに進めるように、ほうゆうの「学習システム」がある。
その道で本来の力を余すことなく発揮し、気が付いたらはるか先まで自分の力で行けるようになってほしいと思う。
そんな願いを込めて、毎晩全員の「毎日シリーズ」の採点をし、進捗状況を見ている。