「成績を上げるのはうちの子には無理だと思う」「○○高校はうちの子には無理だと思う」そんな言葉を親は子どもに対して思ってはいけないし、言ってもいけない。
こういう言葉を使う場合はたいてい、子どもがまだ努力もしていない場合に使われる。
親が夢を見ないでどうするのだろう。(見過ぎる場合は今回は割愛)
何度も述べているように、親は受験において、我が子の応援団、その中でも応援団長なのだ。
どこの応援団が「負ける」と思いながら応援するのだろう。
「勝てる」「勝つんだ」という想いをこめて応援はするものだ。
無理だとあきらめる前に、やるべきことがあるだろう。
学習をさせるのだ。
放っといてやる子など、今は少数派だ。
放っておいたらYoutubeなどを見たり、ゲームをするのがオチだろう。
そもそも、子どもが学習をしないのはその子が幼い頃から「学習習慣をつけてこなかった」親の責任が大きいのだ。
習慣は、幼ければ幼いほど身につきやすい。
学年が上がるにつれ、つきにくくなる。
習慣は放っておいて身につくことはない。
周囲の大人がやって見せ、見守って、徐々に子どももやり方がわかるのだ。
歯みがきを習慣づける時に歯ブラシを子供に持たせて放っておいただろうか?
磨いてあげて、自分で磨けるようになってきても、「仕上げはお母さん(お父さん)」をしてきたはずだ。
同じくらい手をかけなければ、学習の習慣も身につかない。
中学生にもなれば、もう親の手には負えない。
習慣が身についていなければ、子どもが自力で身につけなければならなくなる。
中学生は、学校での学習が始まってからすでに6年以上の時間が経っているのだ。
その間放っておいたのだから、身につけるには時間がかかる。
しかし、学習はうそをつかない。
正しい学習方法で学習すれば、やればやっただけ、伸びてくるものだ。
「やっているのに伸びない」というのは、学習の方法がおかしい場合だ。
たとえば、ノートの書き写し、まとめをしただけで「勉強をしたような気」になっている場合など。
だから、あきらめるのではなく、「努力していること」を認め、親バカといわれるくらいに「自分の子どもは伸びる」と信じて応援するべきだ。
「やればできる」と言われる子は「やってないからできない」のだ。
だからやるように応援しよう!
あきらめる前に全力で応援しよう!!